京都造形芸大で特別講義(2012.2.4更新)

 1月末日、京都造形芸術大学で講義をしてきました。

 これは通信教育部の空間演出デザインコースで学ぶ方を対象にした特別講義で、
 一緒に呼ばれた夫の安居と私、二人とも
 「手作業を主としたモノ作りをしている」ということで、「手技」がテーマです。

 私は木工の話に始まりカービングのこと、そして両方合わせた今の作品作りについて、
 安居は商業的な仕事の話とカミロボでの作家活動について。
 (カミロボについてはこちらをご覧ください)

 それぞれの話の後に、メロンでカービングの実演をした時には
 ナイフ1本でいったいどんなふうに形が出来ていくのか、
 かなり興味をもって見てもらえました。

 後日、講座の教授から「生徒たちが良かったと言ってたよ」とうかがってひと安心。

 木工やカービング、それ以外のことも、自分の中ではすべてつながっている、
 と感覚的には分かってやっているつもりでしたが、
 それを人に伝える為に整理する作業は、改めて確認出来ることなどもあり、
 とても有意義で楽しい体験でした。

  

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